スーパー大麦ってどんなもの?
スーパー大麦ってご存知ですか?私もこの『スーパー大麦グラノーラ』というワードが、Yahoo!検索大賞2016で食品部門賞を獲得したのをきっかけで知りました。大麦は知っていましたが、スーパーと付いてる所以はどこにあるのでしょうか。
大麦は、醤油や味噌などの調味料や、ビールや麦茶の原料、あるいは麦ごはんなどに使われています。 成分は小麦とほぼ同じなのですが、もっちりする成分のグルテンが少ないため、大麦でパンなどを作るとパサパサになってしまいます。逆に言うと、小麦よりも吸水率が高いため、ご飯などと一緒に調理するのに適している食材なのです。 そして、その大麦を品種改良して、パワーアップさせたのがスーパー大麦なのです
スーパー大麦を開発したのはオーストラリアです。肥満率、大腸がんにより死亡率が高く社会問題となっていたため、国をあげて研究開発をおこなったそうです。 スーパー大麦に期待される働きとして腸内環境の改善をサポートする働きがあります。腸の中には良い働きをしてくれる善玉菌と炎症をおこしたり病気の原因になる悪玉菌がいます。その善玉菌のエサとなるのが食物繊維なのですが、スーパー大麦には腸の中に食物繊維を引っ張っていってくれるレジスタントスターチ(難消化性デンプン)という成分が含まれているのです。オーストラリアが国をあげて開発した意味が分かりますね。
またダイエットをサポートすることでも注目が集まり、最近ではタレントのやしろ優さんや歌手の八代亜紀さんもスーパー大麦ダイエットに挑戦され成果をあげていらっしゃいました。スーパーフードブームはまだまだ続きそうです。 |