温泉の種類と効能
先日、城崎温泉に行ってまいりました。城崎温泉といえば7つの温泉の外湯めぐり。のんびりしていると時間もなくなり、とても寒かったので1箇所のみの入浴しかしてないのですが。笑
温泉には効能があるのですが、どのような効能の温泉があるのか気になり、調べてみました。
医学的に治療効果のある温泉水を療養泉といいます。療養泉の泉質は、その主成分によって大きく9つに分類できます。 それぞれの効能を簡単に説明していきましょう。 単純温泉…病後回復期の静養、手術後の療養、骨折・外傷後の療養によい。 塩化物泉…筋・関節痛、打撲、捻挫、冷え症、慢性婦人病、月経障害、不妊症、病後回復によい。 炭酸水素塩泉…入浴と飲泉で痛風、糖尿病、肝臓病、胆石、慢性胆嚢炎、慢性消化器病によい。 硫酸塩泉…動脈硬化の予防になる中風の湯。 二酸化炭素泉…高血圧、動脈硬化、運動麻痺、筋・関節痛、打撲、切り傷、冷え症、更年期障害、不妊症によい。 含鉄泉…月経困難症、筋・関節痛、更年期障害、慢性皮膚病によい。 硫黄泉…高血圧、動脈硬化、慢性皮膚病、慢性婦人病、筋・関節痛、痔などによい。 酸性泉…慢性皮膚病、慢性婦人病、月経障害、筋・関節痛、糖尿病によい 放射能泉…高血圧、動脈硬化、慢性皮膚病、慢性婦人病によい。
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日本の温泉は、温泉法によって「温泉分析表」を掲示することが義務づけられているので、その温泉が9タイプの泉質のうちどれに分類されるのか明示されていますので、入浴される際、ご覧になってみてはいかがでしょうか。