2017/05/15

お金に関する心理学

心理学とは、心と行動の学問であり、幸せになるコツや成功の秘訣など身近な問題解決のヒントがたくさん隠されています。今回は、お金に関する心理学を紹介していきます。

『お金を人のために使うと幸福感がアップする』

自分のためではなく、人のためにお金を使うことで幸福感が高まることがたくさんの研究で証明されています。

 

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人のためにお金を使う際には、「自己決定論」に基づいていることがポイントだそうです。自己決定論とは、人間は、「自立感」「有能感」「関係性」の3つの欲求が満たされるときに幸せになれるという理論です。

1.自立感:自分で好きな物事について決定することができている感覚。

2.有能感:自分の能力に合ったことができる、自分に合った成長の機会がある。

3.関係性:周囲にいる人といい関係を保つことができる。

特に関係性がポイントで、お金を使うことで周囲の人たちからの評判が良くなるほど幸福度もあがるそうです。周りの評価が特に重要ということですね。

『幸せになりたいならモノより経験にお金を使うこと』

物質的なもの(家や車、洋服)を購入するよりもライブやコンサート、美術展、旅行などを経験したほうが、より多くの幸福感を得られるという。経験に費やすお金は後悔も少ないといいます。

商品は一度手に入れれば、どんどん自分の中で価値が薄れ、さらに違うものが欲しくなってしまう。この繰り返しなので欲望を満たすことは難しいとされています。また経験は、商品のように簡単に価値が分かるものではなくどちらの経験が素晴らしいかなんて比べようがない。つい人と比べて落ち込むことも多い競争社会において、ゆるぎないあなただけの自信となるでしょう。

 

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皆さんは今までを振り返ってみて、これまでどんなことにお金を使ってきましたか。あらためて、「どんなお金の使い方をしたら幸福か」を考えた上でお金を使ってみるのもいいかもしれませんね。

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