簡単にわかる【風邪(感冒)の事】
寒い時期に気をつけたいのが風邪ですよね。風邪という言葉の由来ですが、本来漢方の言葉だそうです。風によってもたらされた邪悪なもの、それによって生じる症状ということで、風邪という名前がついたそうです。
漢方では風邪(ふうじゃ)と読みます。 さて風邪と言っても症状は様々。いったい風邪とはなんだろうと思ったので調べてみました。風邪は細菌やウイルスが呼吸器系(鼻、のど、気管)などに侵入して感染し、急性の炎症を伴う病気を総称したもので、正確には風邪症候群といいます。風邪の原因の90%~95%は200種類以上にも及ぶウイルスが原因だといわれています。薬でウイルスをやっつけると風邪は治るの?と思いがちですが、インフルエンザを除いて風邪をおこすウイルスに直接効く薬はないと考えられています。医師の処方する薬も市販の薬もいわゆるかぜ薬は風邪による様々な症状をやわらげるにすぎません。風邪を治すのはあくまでも身体の免疫力です。風邪をひいてしまったら安静・保温・栄養の3原則を守って、免疫力を高め、体力の回復に努めることが大事ですね。
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