子供たちを守る活動に敬意とご冥福を
島根県益田市の国道で、市立豊川小学校の集団登校の児童の付き添い中に、軽トラックにはねられて死亡した近くのボランティア、三原董充(ただみつ)さん(73)の葬儀が営まれ、たくさんの方が参列したというニュースを目にしました。三原さんは15年間地元の子供たちを守るために毎朝登校に付き添っておられました。三原さんは34年前に次女を交通事故で亡くされており。お孫さんが小学生になったことを機にボランティアで毎日活動されていたそうです。
今回の事故は飲酒運転のトラックが小学生の列につっこんできたという本当に腹立たしいものです。車に気づいた三原さんが男の子を突き飛ばしてかばったそうです。全身強打して倒れている状態でも男の子に「大丈夫か」と気遣っていたそうです。私はこのニュースを見て涙が止まりませんでした。我が子を失った自らの体験から同じことは繰り返さないという信念のもとに毎朝通学路に立ち続けたのです。私の地域でも小学生の登下校に付き添ってくださっているたくさんの方がいます。子供を持つ親として、このように地域をあげて子供を守ってくれる活動はとても心強いです。私も自分にできることから何か始められたらと思います。三原さんのご冥福をお祈りします。 |